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賢者のお話 【きおか】

10 23, 2018

こんにちは。
6期生の木岡です。

泣くことしかできなかったあの日から22年と半年が過ぎ、やっと人と話すことを意識する年頃になってきました。

というのも、普段から私の話は仕草が大げさで内容が浅いことから、「話が嘘っぽい」「心がない」とゼミで言われます。たびたび先生からジェスチャー付きで再現していただくことに危機を感じていたことから、賢そうに話すにはどうすればいいのか考えるようになりました。ただ、笑いが生まれていることはコメディアン魂をモットーとする私としては大変光栄ではありますが、知性をにじませながら語るオトナへの憧れは捨てきれません。

そんな中、元スクウェア・エニックス社長の和田洋一さんがゼミにお越しになり、お話しをお聞きする機会がありました。和田さんは若かりし日の先生の教育係をされていたということもあり、和田さんをよく知る先生によると、話を聞けば頭の良さがわかるとのこと。賢そうに話すヒントを得るべく当日に臨みました。

実際に和田さんのお話をお聞きしたところ、内容はレベルが高く、言葉は淀みなく流れ、節々から経験と思想の豊富さが伝わってきて圧倒されました。しかし、和田さんが何を伝えようとされているのか、をこちらは理解できるのです。 それはいったいなぜか。その理由を私は、聞き手への愛にあると導きました。理解が難しくなるポイントでは、それがどういう意味で、なぜそのような考え方に至るのかを例を交えながらお話されていました。丁寧な言葉の説明や巧みな例の使い方に、聞く側としてはこちらに次元を合わせてくださっていると安心していました。

そして、まさにこれこそが和田さんのお話にあった「賢者の愛」だと気付きました。つまり、自分は賢いからと偉そうにするのでなく、知恵を共有することで相手とつながり、それが次の力を生むということです。このお話をお聞きしたとき、これは先生の姿勢そのものだと思いましたし、和田さんからそのルーツを見たように感じました。
想像力を膨らませて相手を思いやることを意識し、いつの日か和田さんや先生のような人に手を差し伸べられる愛ある賢者になりたいと思います。

以上です。
ありがとうございました。

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2 Comments
By きおか10 23, 2018 - URL [ edit ]

そうなんよな。自分本位にあれこれ語ると勝手に息切れしてしまうけど、和田さんの語りには余裕が感じられた。
いやいや、消し去るさ。語りで聞き手に安心を。

By なかお10 25, 2018 - URL [ edit ]

説明していると、相手に理解してもらうよりも、ついつい自分の知識を語るのに夢中になって相手が何を理解していないか考えて伝えることをおろそかにしてしまうよな。和田さんの話にはそういった部分が全くなかったからこそ、高度な話でもわかりやすく伝わったんかな。
しかし、こうきが相手のことを慮って話すことを身につけてもうさん臭さは消えない気がするなぁ(笑)

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